「鶴」
鶴仙流
武泰斗に学んだ鶴仙人が開いた流派。
亀仙流とは双璧をなし、亀仙流を「光」とすれば鶴仙流は「影」。
殺し屋桃白白は鶴仙流の使い手であり、天津飯は桃白白のような殺し屋になることを目標としていた。
鶴仙人が悪の道に走ったのは、若い頃にピッコロ大魔王と遭遇し、正義の空しさを痛感したからだという。(アニメ)
鶴仙流における「気」
血塗られた流派だが、「気」の扱いに関しては亀仙流よりも数段進んでおり、悟空たち亀仙流の使い手も鶴仙流の技術を取り入れるのにやぶさかではなかった。ドラゴンボールで気の概念が本格化したのは鶴仙流の登場からだ。
登場初期から扱える技術
- 気を集中する・溜め系気功波
- 気を集中する・防御時(桃白白が悟空のかめはめ波をガードしたのが初。初登場時の天津飯・餃子も気で防御力を高められると思われる)
- 漠然と近くの気を感じる(アニメでは天津飯がヤムチャのかめはめ波の気を感じ取ったのが初。原作での天津飯はフルパワーとなったピッコロ大魔王の気に威圧されている)
風呂焚き |
アニメで桃白白が使った技。浴槽に張った水に腕をつけ、気を集中することで一瞬にして沸騰した湯にするというもの。グツグツ煮えたぎった熱湯も、桃白白にとっては適温なのだ。 |
どどん波 |
鶴仙流版「かめはめ波」と呼ぶべき技。気を人差し指の先に集中することで、かめはめ波ほどの派手さはないが、その分殺傷力を増している。フリーザのデスビームと似ているが、デスビームが貫通力に優れているのに対し、どどん波は熱線のように相手を焼き焦がす。 |
舞空術 |
全身から気を放出して空を飛ぶ技術(気を集中する技術の応用だろう)。高速で飛ぶには大量の気が必要だが、常人レベルでも素養があれば習得可能な技術ではある。「舞空術」の名称はピッコロ大魔王も使ったが、地球人における「舞空術」は鶴仙流が発祥で間違いない。 ピッコロを除き、ラディッツ戦以前の舞空術は空中戦をおこなえるほど素早くはない。だが、気の技術が大きく進歩したナッパ・ベジータ戦以後は、悟空たち主力戦士になくてはならない基本技術になった。気を開放する技術と組み合わせたおかげか、オーラを放出しての高速飛行が可能になっている。(ヤジロベーは飛べない。桃白白も何故か舞空術を身に着けていない) |
太陽拳 |
「新鶴仙流」として天津飯が独自開発した技。頭部に集中した気を発光放出し、強力な目くらましとするもの。クリリンいわくそれほど難しい技ではないらしく、悟空やセルも使うことができる。便利なだけに敵に使われると厄介な技。なお、必ずしも光る坊主頭である必要はない(坊主頭のほうが効果アップするかは不明)。 ニンテンドーDS用RPG「ドラゴンボール改 サイヤ人来襲」では、天津飯の究極技として「真・太陽拳」という技が搭載されている。単なる目くらましではなく、威力の高い全体攻撃技というから驚きだ。ドラゴンボールGTでは、悟空が四星龍戦で太陽拳を攻撃技として使ったという前例がある(四星龍の熱線増幅レンズを利用した)。 |
気功砲 |
かめはめ波とは比較にならないほどの「気の一点集中」効果を得られる技。「気の開放」技術習得後も、界王拳同様に自分の限界以上に気を高めて放出することができ、一歩間違えば命を落とす危険性がある。鶴仙流の中でも禁断とされているほど。連射性と速射性を増した新気功砲でも、命に関わる威力を振り絞っていた。 |
心を読む |
「気」を集中し、相手の「気」を同調するように感じることで可能となる技術か。鶴仙人がジャッキー・チュンの正体が亀仙人であることを読み取った。 |
心で会話する(テレパシー) |
心を読む技術(気の集中・感知)の応用技術か。鶴仙人・天津飯・餃子が使用した。 |
超能力(念力) |
念力で相手の動きを封じる技。餃子専用だが、これも「気」の力の応用とも考えられる。悟空やピッコロも、「気」の訓練で物体浮遊の念力を披露した(アニメ)。 |
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- 最終更新:2014-07-31 16:03:52