サイヤ人の歴史


エイジ紀元前1800年代以前


  • 過去の惑星プラントに時空転移したバーダックが超サイヤ人となり、フリーザ一族の祖先・宇宙海賊チルドを倒し、原始ツフル人(?)を救う。

 エピソードオブバーダック。「金色に変化するサイヤ人という謎の人間に気をつけろ」というチルドの遺言が、フリーザ一族に語り継がれることになる。


エイジ紀元前238頃


  • サイヤ人の間で語り継がれる、1000年にひとり現れるという伝説の超サイヤ人が出現し、破壊と殺戮の限りを尽くす。

 エイジ762、悟空がナメック星でのフリーザとの戦いで超サイヤ人1 第一段階に目覚める1000年前の出来事。この時現れた超サイヤ人は、超サイヤ人の最終形態である超サイヤ人4だとされている。(GTパーフェクトファイル)


エイジ550頃


  • 原始サイヤ人の一団が謎の宇宙船でプラント星(惑星プラント)に漂着し、先住民族ツフル人に受け入れられ、移民する。

 惑星ベジータ(旧プラント星)はサイヤ人の本当の故郷ではなかった。この宇宙のどこかに、まだ見ぬサイヤ人の母星『サイヤ星』が残っている可能性もある。
 惑星プラントに根を張った原始サイヤ人は、旺盛な繁殖力で数百年のうちに数を増やし、知性を得るとともに殺戮本能を強大化させていった。(GTパーフェクトファイル)


エイジ550~720頃


  • 正義と悪のサイヤ人の戦いの最中、偶然、正義の超サイヤ人ゴッドが誕生。超ゴッドは悪のサイヤ人を駆逐しようとしたが、時間切れ。ゴッドの伝説は、正義のサイヤ人とともに闇に葬られる。

 映画「ドラゴンボールZ 神と神」で語られた超サイヤ人ゴッドの伝説。神龍が、超サイヤ人ゴッド誕生は惑星ベジータでの出来事と明言している。サイヤ人が惑星ベジータ(プラント星)で幅を利かせ始めたのはこの頃であり、ゴッドの伝説を差し挟むとしたらここしかない。


エイジ720~730頃


  • ベジータ王率いるサイヤ人がツフル人に全面戦争を仕掛け、勝利を収める。プラント星(惑星プラント)を惑星ベジータに改名し、サイヤ人占有の星とした。

 ならず者の集まりであるサイヤ人をまとめ上げ、一代でサイヤ人王家を築き上げたのが、後にベジータ王と呼ばれる男だった。ベジータ王は科学民族ツフル人に勝るとも劣らない頭脳の持ち主であり、かつ戦闘民族サイヤ人としてこの上ない野心家だ。(サイヤ人絶滅計画)


エイジ731


  • さらなる戦いの場を求めたサイヤ人は、ツフル人の科学力を利用して宇宙進出を果たし、フリーザ一味と手を組む。

 スカウターをはじめとするツフル人の高度な科学技術。出生時の戦闘力によるエリート・下級戦士の区分も、ツフル人の奴隷時代(奴隷扱いを受けた例もあるというだけで、全てのサイヤ人がツフル人の奴隷だったわけではない)からの習慣だったのかもしれない。ベジータ王はサイヤ人王家を磐石なものとするために、エリートの上に王族というカテゴリを設けたのだろう。


エイジ732


  • ベジータ誕生。

 惑星ベジータ消滅時、ベジータは5歳。ベジータの弟ターブル(「オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち」登場)との年齢差は最高でも4年となる。よって、ターブルの誕生年はエイジ733~737の間。


エイジ735


  • サイヤ人同士の内乱が多発する。

 詳細不明。この頃、サイヤ人はフリーザへの反感を強め始めており、それに端を発する不和、内乱だろうか(ドラゴンボールZ第17話、過去のサイヤ人〔オニオン・ブロッコ〕が登場した回には、サイヤ人のものと思われる白骨が多数転がっていた。それがこの内乱の結果?)。また、王族・エリート・下級戦士など階級差からの不満もあったのかもしれない。サイヤ人が一枚岩となれないことが、ベジータ王(王族)とバーダック(下級戦士)、それぞれの「たったひとりの最終決戦」へと繋がっていく。


エイジ737


  • カカロット(孫悟空)誕生。
  • ベジータ王が王族やエリートサイヤ人を率いてフリーザに反旗を翻すも、返り討ちにあい死亡。
  • フリーザがバーダックもろとも惑星ベジータを消し去り、サイヤ人を滅ぼす。
  • 地球に送り込まれたカカロットが孫悟飯じいちゃんに拾われ、孫悟空と名付けられる。

 知略家と謳われたベジータ王には似合わない、あまりにも無謀すぎる反逆だった。(ドラゴンボールZ)
 因果応報。サイヤ人王家を磐石にしようとするあまり、パラガス・ブロリー父子をはじめ数々の部下を切り捨ててきたことが己が身に跳ね返ってきたのだろうか。ベジータ王は結局、単独でフリーザに挑み、倒される形になった。
 「だから滅びた」「オレが滅ぼした」「今度はオレが貴様を滅ぼす」。サイヤ人とフリーザの因縁はバーダックの息子へと引き継がれ、この25年後ナメック星において決着を見ることになる。
 また、惑星ベジータ破壊をフリーザに命じたのは破壊神ビルスと言われている。ビルスとベジータ王、ベジータ王子には面識があった。


エイジ739





エイジ749~756


  • 悟空とブルマの出会い~悟空とチチの結婚。


エイジ757


  • 孫悟飯(二代目)誕生。
*大全集年表ではエイジ757 5月某日生だが、大全集キャラクター事典ではエイジ756と誤差がある。


エイジ761


  • ラディッツが地球に来襲。


エイジ762


  • ナッパ、ベジータが地球に来襲。
  • ナメック星での戦い。悟空が超サイヤ人1 第一段階に目覚めフリーザを倒す。

 伝説に語られる超サイヤ人(先代)が現れてからちょうど1000年目。悟空こそが当代の伝説の担い手、ということだろうか。しかし、悟空が超サイヤ人に目覚めるよりも20年近く前に「伝説の超サイヤ人」は誕生していた。生まれながらにして戦闘力10000を誇り、幼少期に激しい「悲しみ」によって目覚めたという伝説の戦士、ブロリー。


エイジ764


  • コルド大王、メカフリーザ父子が地球に来襲するが、超1-1トランクスに倒される。


エイジ766


  • トランクス誕生。

 未来のトランクスは超1-1からの覚醒だったが、現代のトランクスはいきなり超1-4の域に到達している。この差がベジータの超サイヤ人覚醒時期に影響されているのだとすれば、未来のベジータはトランクス誕生後(から人造人間に殺されるまでの約1年)に超サイヤ人に覚醒し、現代のベジータはトランクスの誕生前(よりも10ヶ月前)には超サイヤ人に目覚めていたということになる。


エイジ767




エイジ767~774


  • 修行により悟空とベジータが超2に到達。
  • 悟空はさらに超サイヤ人3変身を身に着ける。
  • 悟天、ちびトランクスが超1-4に自然覚醒。


エイジ774




エイジ776


  • ターブル、グレ夫婦が兄ベジータを頼り地球へ来訪。追ってアボ、カドが地球に来襲する。


エイジ778



 映画「ドラゴンボールZ 神と神」。ビーデルは悟飯の子、つまりパンを孕んでいた。パンが超ゴッド覚醒の鍵を握る存在だった。


エイジ779


  • パン誕生。


エイジ780


  • ブラ誕生。
*大全集年表およびGTパーフェクトファイル年表ではエイジ780生。大全集キャラクター事典ではエイジ778生と誤差があったが、映画「神と神」にブラはまだ誕生しておらず、パンの翌年に生まれたことが確定した。


エイジ789


  • 究極ドラゴンボールで悟空が子供に。
  • ツフル王の遺伝子を継ぐベビー出現。


エイジ790


*GTパーフェクトファイル年表では超4出現はエイジ789となっているが、宇宙で1年近く冒険してきたことを考えると、年をまたいでいる可能性が高い。
  • ドラゴンボール史上最強の敵となった超一星龍を倒すため、ベジータが超フルパワーサイヤ人4´に進化するとともに、フュージョン超サイヤ人4(超4ゴジータ)を提案する。
  • 悟空が『ドラゴンボール』と一体化し、時空を超えた存在に昇華。ドラゴンボール(=孫悟空)の物語はここに幕を閉じた。


エイジ890


  • パン110歳。悟空(初代)の孫の孫の孫にあたる悟空Jr.と、ベジータJr.(ベジータの子孫)が天下一武道会の決勝戦で激突。受け継がれたサイヤ人の遺伝子、超1-4変身。
*アニメコミックス「ドラゴンボールGT―悟空外伝!勇気の証しは四星球」内掲載の『悟空クロニクル』では、エイジ889頃となっている。


エイジ1000


  • ドラゴンボールオンライン。
  • アバターの時代。

 プレイヤーが自分の分身として選べるのは人間・ナメック星人・魔人の3種。人間(地球人)には悟空たちサイヤ人の血も流れているのだろうか、戦闘力が高い。悟空Jr.やベジータJr.のようなサイヤ人の血を色濃く受け継ぐ者たちが、ドラゴンボールオンラインの世界には溢れている?
 ドラゴンボールヒーローズアルティメットブラストのアバターが活躍する時代も、このエイジ1000頃と推察できる。プレイヤーはアバターを通じ、遙かなるドラゴンボール伝説の数々を体感するのだ。
(ドラゴンボールオンラインは2013年9月に韓国、10月末をもってその他地域でもサービス終了。日本国内ではサービス開始に到らなかった)




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  • 最終更新:2014-07-31 14:49:10

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