気を分ける

  • 「気」を他人に分け与える技術のこと。
  • 反対に、他人の「気」を奪い取るようなこと(吸収など)は、特殊能力でもない限り普通はできない。(唯一の例外が元気玉)
  • 「気を分ける」には、近くであれば直接手渡し、あるいは気功波のように目に見える形で与える。遠くの場合、念のような波動を送って受け渡す。

元気玉

 元気玉は「“善の気”を分けてもらう」ことで成立する技だ。
 それゆえ、普通の気功波よりも(“善の気”を持つ人間に対しての)反射・伝達・吸収性に優れている。
 反射性。悪の気がない者ならば跳ね返せる。
 伝達性。集めた元気を他人に受け渡すことができる。悟空は全身の骨が折れて元気玉が撃てないため、「気」の扱いに長けたクリリンに元気を手渡した。
 悟空からクリリンへの元気の受け渡し
 これがドラゴンボールで初めての「気を分ける」動作となる。
 最後に吸収性。この性質によって元気玉吸収超サイヤ人が可能となる。わずかに悪の気が入る超サイヤ人では元気玉をつくることはできないが、本質的に善であるならば吸収できるということだ。

対フリーザ戦1

 決死の20倍界王拳かめはめ波も通じず、悟空はナメック近隣の星々から集めた特大元気玉に打倒フリーザの望みをかける。
 その際、悟空を援護するためにピッコロが悟飯とクリリンから気を分けてもらい、渾身の不意打ち蹴りでフリーザを吹っ飛ばした

対フリーザ戦2

 誘導気円斬(デスソーサー)で自滅したフリーザは、悟空に命乞いをした。
 悟空はそんなフリーザに向かってとどめの気功弾を放った。
 ―かに見えたが、直後にフリーザの体にエネルギーがみなぎる。
 悟空はフリーザを見捨てておけず、自分の「気」を分け与えたのだ。


ナメック星人の能力

 ナメック星人同士の同化(融合)は「気を分ける」技術の極致といえる。
 ナメック星人同士ではなくとも、「同化もどき」のパワー伝達で瞬間的なパワーアップが可能だ。(劇場版「超サイヤ人だ孫悟空」対スラッグ戦、悟空はピッコロに「気を分け」てもらったことで、『100倍界王拳』という一度きりの超Zパワーを発揮した)
 その点からも、同化が「気を分ける」技術の延長上にあると分かる。
 また、デンデの治癒(回復)能力も「気を分ける」技術の応用といえるかもしれない。(同化は基本的に戦闘型同士、回復は龍族専用の能力と考えられる。「神と融合」は二つに分かれた者が元に戻るという特例)

キビトの回復能力

 界王神の付き人・キビトの能力はまさに「気を分ける」形での回復だ。
 超サイヤ人2までの回復は可能だが、超サイヤ人4となると回復させきるだけの力はキビト神(キビト界王神)にもないらしい。


サイヤパワー

 ドラゴンボールGTで登場した概念。サイヤ人(の血を引く者)特有の「気」のことで、サイヤ人同士で自由に受け渡すことができる。
 体力の回復はもちろん、限界を超えて「気」を注ぎ込むことで超サイヤ人形態のパワーアップを促すことができる。

ベジータベビー  ベジータの体に寄生したベビー(ベジータの超1ベース)が、ツフル人と化した悟飯・悟天・トランクス・ブラのサイヤパワーを吸収することでスーパーベビー1(ベジータの超2ベース)に進化した。
超1悟空  劇場版ドラゴンボールZ「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」(対ブロリー戦)。ベジータ・トランクス・悟飯に加えピッコロの力を受けて一時的に限界突破。超フルパワーサイヤ人1となって伝説の超サイヤ人1ブロリーを打ち倒した。
超4悟空  対大猿ベビー戦では、悟飯・悟天・トランクス・パンの力を受けて完全回復。対一星龍戦では悟飯・悟天・トランクスの力を限界を超えて受け入れ、超サイヤ人4の戦闘力上限を伸ばし超フルパワーサイヤ人4にパワーアップした(変身前の基本戦闘力は変わらず、超4形態のみのバージョンアップ)。




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  • 最終更新:2014-07-31 16:02:24

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