魔封波

 武泰斗が編み出した、邪悪なる者を封印する技。
 両手から放出した「気」の流れに敵を巻き込み、渦を巻いて封印用の容れ物に封印する。封印用の容れ物には前もって封印強化の念(気)を込めておく。
 技の分類としては気功波系。気功砲(3倍推定)以上の「気の一点集中」効果と出力(最大4倍推定)を得られるものと考えられるが、技自体には殺傷力はないため気功砲と同列に語ることはできない。
 技の使用には己の全生命力を引き換えにする覚悟が必要だが、戦闘力200前後に達するとある程度の余力が生まれてくるようだ。また、練習段階では命を落とすことはない(消耗は激しい)。
 『DRAGONBALL EVOLUTION』では、「気」の三大要素『空気』『火』『水』を結集した究極の破邪封印呪文「マフーバ」という扱いになっている。

魔封波(電子ジャー)


魔封波を使える者

武泰斗  初代ピッコロ大魔王に一度敗れた後、数年の修行を経て魔封波を編み出し帰還。「大魔王封じ」のお札を貼った電子ジャー(炊飯器)にピッコロを封印し、命果てた。『DRAGONBALL EVOLUTION』に登場するシフ・ノリスに相当。シフ・ノリスは一晩かけて魔封波のための封印の壷を完成し、亀仙人に手渡した。
亀仙人  武泰斗によるピッコロの封印を目の当たりにする。武泰斗の死を看取った後、ピッコロの封印された電子ジャーを深い海の底に沈めた。そして、もしもの時のために魔封波を習得し、新しい「大魔王封じ」の電子ジャーも用意していた。しかし、わずかに手元が狂って狙いを外してしまい、ピッコロを封印できずに命を落としてしまう。『DRAGONBALL EVOLUTION』でも同様(小説版では封印に成功するも、マイの銃撃で壷を破壊されてしまう)。
天津飯  亀仙人の放った魔封波を見て習得。武泰斗が数年かかったところを一日で物にした。だが、原作では練習段階で電子ジャーにヒビが入っていたことにピッコロとの対決直前に気付き、魔封波の使用を断念している。アニメでは使用したが、ドラムに阻まれ、ピッコロに電子ジャーを破壊された。ゲーム「ドラゴンボール改 サイヤ人来襲」では、魔物を封印して集めることができる。ポポに持っていくと、集めた魔物の数に応じてアイテムと交換してもらえる。
シェン(神)  第23回天下一武道会で使用。武泰斗あるいは亀仙人の放った魔封波を見て(天界神殿からの遠見)習得した模様(「人間が教えてくれた」)。神ほどの「気」の使い手となれば、出力を抑えて命を落とさないように魔封波を放つことができるようだ。封印の容れ物として用意したのはフタつきの小瓶。
マジュニア  魔封波返し。敵の放った魔封波を反射反転し、聖なる者を封印し返すという技。シェンを「気」の流れに捕らえ、抜け出した神を小瓶に封印した。
悟空  『DRAGONBALL EVOLUTION』の悟空。亀仙人の失敗した魔封波のエネルギーを半大猿状態で取り込み、かめはめ波に集約するとともに龍拳(大猿拳)のように突進攻撃を仕掛けてピッコロ大魔王を倒した。




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  • 最終更新:2014-07-31 16:08:16

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